身体をほぐすみちしるべ

どんなに必死に勉強しても売上を上げられなかったセラピストが、一つのきっかけで月に指名100時間越えで店舗No. 1になるまでに得た手技と考え方を記していきます。もっと稼ぎたいアナタは必読で!

慢性頭痛の人のコリの解し方  人体を植物に例えると     最後に頭痛の花が咲いている

脳に近い場所ほど

最後に痛み出すんです

 

 

どうも白井です

 

 

 

前回の記事でお客さんの

身体の要望の殆どが

上半身であると書きました

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では、あなたはそのお客さん

からの要望の場所を解すのに

何処から手を付けますか?

 

 

身体は繋がっていると以前

少しだけ書きましたが

 

その繋がりは何処が終点で

何処が始まりか分かって

いないと思います

 

 

 

こんなことを書く理由は

あなたならもうお分かり

ですよね

 

 

そう、お客さんのコリから

全身の筋肉を把握している

人が殆どいないからです

 

 

 

 

「お客さんは上半身が

 辛いんだから下半身なんて

 やってる暇ないですよ!」

 

「そんなの何処にも書いて

 ありませんでしたよ!

 

「折角上半身解しても

 下半身触ったらまた硬く

 なるじゃないですか!」

 

「そんな繋がりなんてある

 わけないじゃないですか!

 

「下半身に時間かけると怒る

 人いるじゃないですか!」

 

こんなことを

言い出す周りに

染まらないでくださいね?

 

 

さて、どうして筋肉の割合

だけでなく繋がりをお話し

しているのか

 

 

 

 

それは私がお客さんを

満足させられずに

 

帰らせてしまったときに

筋肉の図を見ていて

気付いたことなんですが

 

 

あなたは筋肉の解剖図を

見たことはあると

思いますけど

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これは身体の部位ごとに

詳しく説明していますよね

 

 

 

 

それと比べて鍼灸の経絡図

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これは必ず全身の繋がりを

意識するように作られて

いるのがほとんどです

 

そしてもう一つ

神経図を見る人はあんまり

いないかもしれませんが

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実はこれも全身の繋がりを

意識するように作られて

いるんです

 

 

さて、ここで疑問です

 

 

鍼灸の経絡図と神経図

 

 

このどちらも筋肉の中に

存在するものですよね

 

何故筋肉の解剖図は

細かく書かれていて

 

 

繋がりを意識させるもの

ではないのでしょう?

 

 

その理由は

筋肉の資料つくりに必要

なのは献体です

 

 

要は死体ですね

 

 

人が亡くなってから

3~4日経たなければ

死後硬直が解けませんし

 

 

 

防腐処理をするまでに半年

解剖する頃には生前のコリ

が残る訳がないんです

 

 

なので

 

 

筋肉のコリは生きている

人の身体の中にしか

ありません

 

 

コリが存在しない検体から

作られた資料として筋肉の

解剖図を眺める限り

 

 

生きている人の

身体のコリの繋がりを

理解できません

 

 

内側の経絡と神経の説明

だけは全体の繋がりを意識

させるなら

 

外側の筋肉だって繋がって

いると考えなければ

 

道理に合わないんですよ

 

 

 

 

イメージ出来ていますか?

 

 

分かり易く言うなら

マジックの人体切断魔術

 

観客から見たら箱の外側は

切れて見えるのに

 

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中の人は切断された状態で

足を動かせます

 

 

 

殆どの方はこのマジックの

ように

 

 

切断された身体の状態で

お客さんを施術している

ことを理解できて

いないんです

 

 

 

ここまで言えばもう

お分かりですよね?

 

 

筋肉の繋がりは

確かに存在します

 

そしてそれは既に日本に

理論として輸入されている

にも関わらず

 

 

ほとんどのセラピストは

意識すらしていません

 

その理論とは

アナトミートレイン

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要約すると

身体中の筋肉は繋がりを

持っていると言う理論です

 

覚えて欲しいのは

筋肉は繋がりを持っている

これだけです

 

 

そしてこの理論も解剖学を

基に作られているので

 

ある程度は調べれば

繋がりについての図解を

簡単に見つけられますが

 

 

それが全ての繋がりと

決め付けるとそこからの

発展はありません

 

 

 

図解を参考にしながら

更にお客さんの身体を直に

資料として施術をしていき

 

繋がりを学んでいく方が

圧倒的に効率が良んです

 

 

何度もお客さんの身体

辛い場所を解す答えは

 

身体の中にしかありません

と言ってきたのは

このためです

 

このままずっと無駄な勉強

を続けて指名が増やせず

 

売上も伸ばせないまま惰性

で仕事をしたいですか?

 

 

季節や天気の影響も多大に

受ける中フリーのお客さん

 

だけを待ち続けますか?

 

 

 

いやですよね?

 

どうやったらいいかなんて

難しく考える必要は全く

ありません

 

 

 

 

ただお客さんが辛いと

言ってる部位から下へ

 

辿って硬い繋がりを

意識して施術するだけです

 

そしてその硬い繋がりを

緩めてください

 

 

 

筋肉の繋がりを探すとき

出来るだけ表面の筋肉が

 

 

柔らかい人をベースに

したほうが間違いが少なく

探せると思います

 

 

 

そもそも柔らかい人でも

身体が辛くなるのは

 

この繋がりの影響が大です

 

 

原因(硬い部位)があるから

 

結果(痛み)があります

 

 

 

逆に言えば

身体の硬い部位で

 

痛みのない場所があっても

身体の別の場所に何らかの

 

 

影響を出しているって

ことになります

 

 

 

間違ってもいいんです

むしろ間違わずに出来る訳

ないんですから

 

 

 

 

ノーヒントでこんなこと

言っても地図とコンパスを

 

持たずに進めって言ってる

様なものなので

 

 

始まりは足の裏です

そして終わりは首に

なります

 

 

 

一つだけ実例をあげますね

首の胸鎖乳突筋ですが

 

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イラストの赤い丸の中

(青丸は無視してください)

 

足裏の土踏まず付近と

 

土踏まず付近から

親指に近くに伸びる筋肉と

 

 

踵まわりの内側の筋肉を

緩めると一気に変わります

 

 

 

その代わり胸鎖乳突筋が

辛い人の足の裏は硬いので

 

絶対に事前に説明する様に

してくださいね?

 

 

 

 

そして今書いた

足裏の筋肉ですが

 

 

あなたの親指が

折れそうなくらい力を

 

入れる必要があるかも

しれません

 

 

のでこれも先に書いて

おきますね

 

 

お店で試す前に

今すぐ自分の足でやっても

良いですし

 

周りに家族や友人が

いるなら頼んで押させて

もらうのが良いと思います

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました!